京王杯SC組

ダービーの30倍は考えてみたい!と宣言したはいいものの、どっから手をつけていいのやらといった感じもあるので、とりあえず最近は本番に直結しないと言われている京王杯で連対した馬が、どこまでやられているかを確認してみたい。→の右側が安田記念での成績。京王杯が今の時期に移った'96年までの8年分のみ。


'03年
1着 テレグノシス(5人気) → 7着(2人気)
2着 キスミーテンダー(6人気) → 未出走

'02年
1着 ゴッドオブチャンス(11人気) → 15着(12人気)
2着 グラスワールド(6人気) → 4着(5人気)

'01年
1着 スティンガー(2人気) → 15着(2人気)
2着 スカイアンドリュウ(7人気) → 未出走

'00年
1着 スティンガー(5人気) → 4着(1人気)
2着 ブラックホーク(2人気) → 9着(2人気)

'99年
1着 グラスワンダー1人気) → 2着(1人気)
2着 エアジハード(4人気) → 1着(4人気)

'98年
1着 タイキシャトル1人気) → 1着(1人気)
2着 オースミタイクーン(8人気) → 14着(8人気)

'97年
1着 タイキブリザード1人気) → 1着(1人気)
2着 オースミマックス(12人気) → 17着(14着)

'96年
1着 ハートレイク(5人気) → 12着(5人気)
2着 タイキブリザード1人気) → 2着(3人気)



最近4年間は全くお話にならないものの、その前を見ると昔はかなり直結してたと言って良い感じ。面白いのは京王杯を1番人気で連対した馬は安田記念でも好走していて、1番人気以外で連対した馬はエアジハードを除き、飛びまくっているということ。


その法則を今年に当てはめるとウインラディウス(2人気)もテレグノシス(5人気)も「要らない」ということになるが・・・・・ウインはぎりぎりマチカネアカツキが出れたから1番人気を譲ったわけで、本来ならウインが1番人気でおかしくなかったはず。うーむ。



あと、調べた結果を見て「1600でガッチリ走れる馬」は京王杯で走るのは何となく分かるのだけど、「京王杯好走&安田記念も好走」という馬は「マイルもこなすが中距離もこなす」という馬が多いように思うがどうだろう。1400mという距離に適性が低いものの能力差でこなしてしまい本番の1600mは1400mより適性がある→連続で好走、ということなのかな。


少なくともスティンガーのようにスプリント戦で「おっ」と思うような脚を見せた馬はキツそう(タイキシャトルは別格)。エアジハードもその後、秋天で3着とかしてたし、ブリザード有馬記念でも連対するような馬だったしなぁ。感覚的に「1200mをこなせそう」と思える馬は評価を1枚落としてもいいかもしれない。


今年のウイン・テレグノシスは条件戦ならともかく重賞レベルで中距離はこなせないだろうから、スタミナが1枚足りないのか。テレグノシスは府中だとハズせないと思うんだがなぁ。。。


データばっかり調べると、「消す材料は無いが、特に積極的な買い材料も無い」という馬を本命に推すことにもなりかねないので、どのデータも「参考にする」程度に見ることにしたい。