スプリンターズS展望
七夕賞でメイショウキオウ・ヤマノブリザード・チアズブライトリーのBOX馬券に全て注ぎ込み、しっかり散ってPAT残高を10円に減らした後は入金することなく静観しておりましたが、やっとやってきたG1シーズンということで口座に入金も済ませギャロップも買い、やる気マンマンであります。
- 1枠1番 デュランダル
- 恐らくこの馬とサニングデールが1,2番人気で次いでゴールデンキャストという人気順になるんではないかと思ってるんですが、人気するくせに今回の馬場に対して脚質が厳しすぎる(オッズが美味しくない)ので、1着にはとてもとても取る気がしない。今年と去年とタイムを比較すると袖ケ浦特別(芝1200m・1000万下)が去年は1分8秒6、今年は1分7秒4。開催日が1日ずれてるものの(今年のが早い)、1000万条件でこのタイムではG1で最低でも1分7秒フラットは出るだろうから、デュランダルが上がり33秒の驚異的な脚を使えたとしてもテンの600mを34秒で走らなければこの時計は出ない。そして今までデュランダルが上がり33秒前半の脚を使ってきたレース(3レース)を見てみると、いずれもテンは34秒後半の追走をしている。ということは時計勝負では惨敗もあり得る、と。3着ならありそうだけども三連単に手を出す気はないのでそうなると要らないかな。来たらしょうがない(と言い続けてG1で3回ヤラれっぱなし)
- 1枠2番 シルヴァーゼット
- 前走のファルコンS、3走前のマーガレットSとも中身の濃い競馬をしていて良いと思うんですが、古馬と初対戦ということを考えるとこれからの馬かな、と。3歳馬が奮闘するシーンは考えてないので、この馬に限らず3歳馬の評価は今回は低めで。
- 2枠3番 サニングデール
- 普通すぎる予想で恐縮だけども、この馬が普通に1番強いんじゃなかろうか。前走は59kg・休み明けという条件、さらに展開不向きの中を3着に突っ込んでくる地力は人気でも買わざるを得ないかなという気がします。というか、現時点での本命。この枠も、内で脚を溜めた高松宮記念と同じ枠だしベター。
- 2枠4番 ナムラビッグタイム
- この馬の馬券には興味は無いけれど、展開の鍵を握る馬なので、そこには大いに興味アリ。隣のカルストンに対して江田がどうするのか。個人的にはあまり競らないで欲しいとこ(あまり突っつくと無理やりデュランダルの出番がきそう) いや、待てよ、ダイタクヤマトを持ってきた江田照先生ならあるいは・・・・いやいやいや!(必死)
- 3枠5番 カルストンライトオ
- ネットや新聞などでも、穴党からかなり高い支持を得ていて「穴人気」を超えそうな勢いだったのでできれば評価したくなかったけど、内容を調べてみると、皆様が支持するだけの内容の濃いレースをしていて微妙な気持ちに。2走前の函館SSもいいけど、更に3走前のバーデンバーデンCが良すぎる。今回のスプリンターズSはこのバーデンバーデンCのイメージと重なる部分があるのだけれど・・・・(その割にはワンダーシアトルを評価してないんだけど。ヒント:北村)
- 3枠6番 アシュダウンエクスプレス
- 外国馬は基本的に好きじゃないなんで(馬がどうこう、じゃなくて次で取り返せない馬の馬券はちょっと)、3頭の中で1番オッズのつくのだけ少し入れる程度にしようかと。
- 4枠7番 カフェボストニアン
- 高松宮では本命に推して見事に散ったんですが、その評価はあまり落ちていなく今回もこっそり狙う予定。前走の着順と高松宮11着の成績から人気を落とすと思うけど、能力的にそんなに大きな差はないと思う。思い続ける。
- 5枠9番 ゴールデンキャスト
- 俺が競馬を見てない間に脚質変更したようで「人気先行・追込不発のゴルキャ」からは成長した模様。が、見事なまでキレイに大外を引いたときのみ良い結果を残しており、揉まれる競馬は全然ダメなのか。で、今回の枠は微妙だけどもある程度揉まれると思うのでサヨウナラで。
- 5枠10番 ワンダーシアトル
- 北村じゃなければ。。。
- 6枠11番 フェアジャグ
- 外国馬h(略)
- 6枠12番 ケープオブグッドホープ
- 外k(略)
- 7枠13番 シーイズトウショウ
- 函館SSは時計のかかる馬場だったのは気になるものの、終いも上手くまとめていていいレースをしたのではないか、と。ただ、この馬はなんとなく以前追いかけ続けたテンシノキセキに雰囲気が似てるような印象があるので、G1を勝つにはワンパンチ足りないのかもしれない。相手には取れる、、、かなぁ。キセキの分までまとめて返してくれれば嬉しいんだけど。
- 7枠14番 キーンランドスワン
- 理想的なローテーション、ひと叩きには十分な前走内容、とケチをつける所があまり見当たらない。言われてるほど、坂がダメだとも思わないんだよなぁ。これが対抗かな。もうちょっとヒネらないと◎サニングだとつかないんだけれども。
- 8枠16番 ウインラディウス
- 距離適性がマイルだと思ってるので、ここでは買いません。あと、東京コースがどう見ても向いてるでしょ、この馬は。
というわけで現時点での印象はこんな感じです。これを元に土曜夜の「競馬予想TV」を見て唸りながら頭をフル回転させようかと。
追記:土曜昼の時点でカルストン8.5倍の4番人気。ええー。これから動くと思うけど、このままいったら妙味は無いですなぁ。思ったよりゴルキャとキーンが売れてない感じ。
安田記念
1週間じっくり考えるつもりが、あっという間に日曜ですよ。全然考えがまとまってないところで『競馬予想TV』を見たら、もうワケが分からなくなってきた。血統、データ、色んなものがごちゃ混ぜで。(外す時の傾向です)
- 1枠1番 ファインモーション
- 1番のお客さんで真っ先に切ってたのだけれども、『デインヒルは根幹距離の高速決着に滅法強い』というのを思い出してしまい、考え直すことに。思えばこの馬自身、根幹距離では1度も連をハズしていないわけで高速決着は確定的な今回は向くのではないか。マイル以下の距離だと牝馬でも通用する気するしなー。問題は最内枠と休養明けと人気。まぁ、休養明けはいいとして、最内枠。。。マイルCSの時は『大外で良かった』と言ってたので良かろうはずがないが、そこは天才・武豊の力で巧いことやらないものだろうか。1番の問題は人気。やっぱ10倍超えないですか、そうですか。んー、いきなり1頭目から悩ましい。
- 1枠2番 マイソールサウンド
- この馬は「京都なら買っとけー」くらいの馬だと思ってたけど、前走阪神でも勝ってしまい、どうやら強いらしい。が、どっちにしろ本田なので買わない。前走G2勝ちの割には人気が無いと思うけど、本田が乗る割には人気がありすぎる。
- 3枠5番 ウインラディウス
- 特別強い理由はないけど買いません、人気になるだろうし。どう見ても勝春の手があってるので外国人騎手とはいえ乗り替わりは×。前走は確かに勝ったけど、タイム差なしのテレグノシスは休み明けだし、斤量差があったし、とこの馬を買うなら他に買いたい馬がもっといる。
- 3枠6番 アイランドファッション
- 日本馬のレベルがイマイチだと外国勢にやられちゃったりするんだけども、今回は巷で言われてるほど出走馬のレベルが低いとは個人的には思っていない。よって外国馬は2頭とも買いませーん。なんか良くわかんない馬にお金を使いたくない。
- 4枠7番 ローエングリン
- グリーンベルトを確実に通れる、去年より状態は良さそう、横典への乗り替わりと、残念ながら消す材料は無い。人気だけど買わざるを得ない。この馬自身が勝負根性がないのか乗り役が悪いのか微妙だけど、しっかり勝ちきることができない馬なので本命にもってくるのはどうかと思うが、安定度という点では1番だろうなぁ。
- 4枠8番 イーグルカフェ
- 考えてみればこの馬だってNHKマイルC馬なわけで、去年あわやの4着なのだから当然東京マイルは向くんでしょう。ただ順調に使ってて最近1年間で1度も馬券に絡んでいない馬は買いづらい。好きな馬だけど消しで。
- 5枠9番 テレグノシス
- グリーンベルトとかいうワケの分からんものがなければ間違いなく本命なんだけども、、、、最後外に出すのは構わないが、せめて道中は内でじっとしててくれないかなぁ。できれば直線でもインを突いて、それこそ去年のデジタルのように伸びてきてほしいが勝浦にそれを期待するのは酷か。。。。
- 5枠10番 メイショウボーラー
- どう考えても記念参加。
- 6枠11番 ジョウテンブレーヴ
- 単純に弱い。
- 6枠12番 ユートピア
- 実は密かに期待している馬の中の1頭。終わってみたら2年連続で四位というのはありそう。さっき見た『競馬予想TV』でも血統予想の亀谷氏、水上氏が揃って褒めてたのもあって買います。なんか馬場が合うらしいですよ。
- 7枠13番 メジロマイヤー
- 走っちゃイヤー。はい、次。
- 7枠14番 ツルマルボーイ
- 月曜の時点では本命だったんだけれども、グリーンベルトの件、更にはこの馬自身が『道中全くついていけない』という可能性も考え、評価をガクンと下げました。いくら切れる脚があるったって『上がり31秒出さなきゃ届かない』位置にいた場合はどう考えても死亡確定なわけで。ヘタに道中ヘンなことすると最後は伸びないだろうし。どっちにしろ横典でこそ、の馬だと思う。
- 7枠15番 ダンツジャッジ
- うわ、この馬、重賞勝ってたんだ。今、知った。ふーん。
- 8枠16番 バランスオブゲーム
- 競走能力ではこのメンバーでも上位だと思う。マイルという距離も悪くない。勝春っていうのも、まぁいいよ。ただ、枠がなぁ。。。。スタート直後に巧いことウチに行ければいいけど、マイル戦のスタート直後で器用に前でそんなことができるダッシュ力がこの馬にあるかな。。。まぁ、どの馬も痛いとこ持ってるレースなんで買います。
- 8枠17番 マイネルモルゲン
- 金が絡まなければこの馬を1番応援したい。何度でも言う、幻のNHKマイルC馬。ただ、特別中身の濃いわけでもなかったGⅢ1つを手土産にG1参戦というのはキツいのではないか。。。。こっから入る勇気があれば、来た時デカいんだけどなぁ。来ないだろうしなぁ。まぁ、買いますけど。
- 8枠18番 セルフフリット
- なんか大外が当たってアラン調教師はキレてたらしいよ。ぷぷぷ。買いません。
もう朝の4時半だってのに印は決まってないので、きちんとした印は起床後に。レースは仕事で見れないので寂しいけども。明日は携帯の電源切っといて、夜中に1人で『9時間の安田記念』とかをビデオで楽しむしか!
京王杯SC組
ダービーの30倍は考えてみたい!と宣言したはいいものの、どっから手をつけていいのやらといった感じもあるので、とりあえず最近は本番に直結しないと言われている京王杯で連対した馬が、どこまでやられているかを確認してみたい。→の右側が安田記念での成績。京王杯が今の時期に移った'96年までの8年分のみ。
'03年
1着 テレグノシス(5人気) → 7着(2人気)
2着 キスミーテンダー(6人気) → 未出走
'02年
1着 ゴッドオブチャンス(11人気) → 15着(12人気)
2着 グラスワールド(6人気) → 4着(5人気)
'01年
1着 スティンガー(2人気) → 15着(2人気)
2着 スカイアンドリュウ(7人気) → 未出走
'00年
1着 スティンガー(5人気) → 4着(1人気)
2着 ブラックホーク(2人気) → 9着(2人気)
'99年
1着 グラスワンダー(1人気) → 2着(1人気)
2着 エアジハード(4人気) → 1着(4人気)
'98年
1着 タイキシャトル(1人気) → 1着(1人気)
2着 オースミタイクーン(8人気) → 14着(8人気)
'97年
1着 タイキブリザード(1人気) → 1着(1人気)
2着 オースミマックス(12人気) → 17着(14着)
'96年
1着 ハートレイク(5人気) → 12着(5人気)
2着 タイキブリザード(1人気) → 2着(3人気)
最近4年間は全くお話にならないものの、その前を見ると昔はかなり直結してたと言って良い感じ。面白いのは京王杯を1番人気で連対した馬は安田記念でも好走していて、1番人気以外で連対した馬はエアジハードを除き、飛びまくっているということ。
その法則を今年に当てはめるとウインラディウス(2人気)もテレグノシス(5人気)も「要らない」ということになるが・・・・・ウインはぎりぎりマチカネアカツキが出れたから1番人気を譲ったわけで、本来ならウインが1番人気でおかしくなかったはず。うーむ。
あと、調べた結果を見て「1600でガッチリ走れる馬」は京王杯で走るのは何となく分かるのだけど、「京王杯好走&安田記念も好走」という馬は「マイルもこなすが中距離もこなす」という馬が多いように思うがどうだろう。1400mという距離に適性が低いものの能力差でこなしてしまい本番の1600mは1400mより適性がある→連続で好走、ということなのかな。
少なくともスティンガーのようにスプリント戦で「おっ」と思うような脚を見せた馬はキツそう(タイキシャトルは別格)。エアジハードもその後、秋天で3着とかしてたし、ブリザードも有馬記念でも連対するような馬だったしなぁ。感覚的に「1200mをこなせそう」と思える馬は評価を1枚落としてもいいかもしれない。
今年のウイン・テレグノシスは条件戦ならともかく重賞レベルで中距離はこなせないだろうから、スタミナが1枚足りないのか。テレグノシスは府中だとハズせないと思うんだがなぁ。。。
データばっかり調べると、「消す材料は無いが、特に積極的な買い材料も無い」という馬を本命に推すことにもなりかねないので、どのデータも「参考にする」程度に見ることにしたい。
安田記念
特に考えずに出走予定馬を見てみた今の時点で買いたい馬。
ツルマルボーイ
・純粋な競走能力という点ではこのメンツなら1番では。安田記念は「マイル+α」のスタミナがないとキツい気がするので距離もこなせるかと。ただ、アンカツというのがちょっとなぁ、この馬は横典でこそ、という感じもあるにはある。
テレグノシス
・去年、絶対の自信を持って◎にして無残に散った苦い思い出はあるが、去年はデムーロがヘグった(大外を回しすぎ)という意見もあったのと、それでもあまり負けてない(0.4秒差)を思えば府中ならやはりこの馬は買わなきゃならない。去年と同じように大外ブン回したら同じ結末かもしれないけども。
マイネルモルゲン
・朝日杯の時に「あんなブッ飛ばして、それでもそんなに負けてない」という理由でずっとマークし続けてきた馬。NHKマイルでは◎だったが、ヨシトミ大先生の手腕により銅メダルに留まった悲運の馬。心情的には1番応援したい馬だけれども、さすがに前走とは相手が違いすぎるのでここで通用するかどうかはすごい不安。
バランスオブゲーム
・中距離の実績馬といえばこの馬。ただG2までなんだけども。能力的にはなんら問題ないと思うので、そろそろカッチーの呪縛を解き放って頂きたい。
と、こんなところかな。ファインモーションはこれまで1度も買っていない『結果によらず常に人気先行の美味しくない馬』と認定しているので今回も買うつもりはありません。ムチャクチャ人気薄ならそりゃ買うけど武豊だし、縁はなさそう。ローエングリンはできれば切りたい1頭だけど、横典が乗るんじゃ買わざるを得ないかもしれない。むむむむ。
ダービー
オークスのあまりのショックで更新も止まってました。
結局、アラバスタ1頭軸で相手は7頭BOXの三連複とアラバスタからの馬単表裏をぎっしり買ったんですが、結果は……。ムードが飛んだとこまでは良かったんだけれども。まぁ、1着馬も2着馬も「こいつらは絶対買えない」と思ってた馬だったんで惜しくはない。スイープなんて変に人気してたから「愚かな愚民どもめ。アラバスタのオッズを上げるがいいさ」とまで思ってたのになぁ(死)
ダービーは参加する気がサラサラなかったんですが、結論から言うと少し参加して少し獲りました。ハイアーの単勝とハイアー−カメハメハのワイドという馬券でまぁ、結果を見ると1番獲り易い割にはオッズ的にそこそこ美味しかったところを獲れたみたいでラッキーかも。まぁ、少額だったんでオークスの負債は全然取り返せてないけども。
さて。次は安田記念。正直、春のG1で1番買いたかったとこなのでダービーの30倍くらい考えて望みたい所存であります。万馬券獲るぞ!